ヤフーニュースに記事が出ていた
「警察庁が風営法施行規則を改正。パチンコ業界「悪夢の倒産ラッシュ」で日本経済への悪影響とは?」
この記事に対して2日間で2500件のコメントが寄せられた。
短い記事内容ではあったものの、要約すると以下の通り。
- ここ数年パチンコ業界は不況で参加人口も3000万人から940万人に減少
- パチンコ店も1万8千店から1万店に減っている。
- パチンコ店だけではなくパチンコメーカーの倒産も相次いでいる
- これから更に3、4割のパチンコ店は潰れるのではないだろうか
ここで驚いたのがこの記事に対して2,500件ものコメントが寄せられていたことだ。
やはりパチンコは日本最大の娯楽(実際はギャンブル)だからだろう。
そしてこのコメントのほとんどが、「パチンコ店は必要ない」、「無くなれば良いという内容」。
ここまで嫌われている業界も珍しい。
パチンコ店は無くなれば良い
一部コメントを抜粋してみた。
一時的に落ち込んでも、長い目で見れば今までパチンコとかいうなんの生産性もない「ギャンブル」に使われていた金が別のとこに回るんだから日本経済にとっては良いはず。外国人に頼らなければならないほど労働人口も減っているんだから、全てにおいて無駄なパチンコ業界とか潰してもなんの問題もない。
より健全な遊技場を目指すことを放棄し、ゲームの面白さではなく依存症を利用して利益を得ていたツケ強制的にそういう利益のあげ方を模索しろと言うわけだから成功すれば業界自体がいい方向に向くと思う。まあがんばれ。
何兆円ものお金が健全な消費に回るし、パチンコで人生狂わせる人も減るし、長い目で見たら確実に良いこと。業界の人は嬉しくないだろうけど、むしろまだこんな明らかなギャンブルが許されてることに感謝すべき。
泣く人はいるかもしれないが、無くなった方が日本にとっては良いとおもう、昔自分もやっていたけど、パチンコは人を駄目にしてしまうと思う。
そもそもパチンコ・パチスロはギャンブルじゃないんじゃないの?
出玉規制より三店方式を規制しましょうよ。たまたま店の近くに特殊景品を買い取ってくれる店があるっておかしいよ。
20年パチンコ業界に居ましたし、ヘビーユーザーでもありました。
結論としたら…四半世紀以上前の状態に戻せない以上、現在のパチンコ業界は無い方が良いでしょう。
毎年上がる固定経費、下がる売上、高騰し続ける個人ユーザーの消費金額。
生産性も何も無い、そこにいる人は無駄な時間を過ごしているだけ…
そんな物が存在していない方が国力が上がります。何人の若者が道を誤り、何人の人間が借金に苦しんだでしょうか?このような業界がなくても、誰も困らないのが事実です。
何年かはパチンコ業界に関係した人達は苦労するでしょう、しかし国家百年の計で考えればパチンコ業界は不要悪です。今潰しても何年後かには国民が幸せになるでしょう。
是非とも無くすべき。
そもそも、「パチンコは遊戯で、社会に何も悪影響を及ぼさない健全な遊び」って建前がそもそも無理がありすぎる。
もはや昔の言葉遊びが強引にまかり通った時代ではなく、生活保護費の件やギャンブル依存症が叫ばれている今はパチンコは廃止されるのが時代の流れではないでしょうか…
パチンコ業界で働いてる人には申し訳ないけど、パチンコそのものが百害あって一利無しです…過去に生活保護受けてる人が「パチンコぐらいしか刺激がない」って言ってたけど、はぁ?ってなりました。それ以外にも探せば刺激があるものなんていくらでもある。ただ、手っ取り早いからパチンコの誘惑に負けて行くんでしょ!納税者の気持ちも分かってほしい
夫や身内のギャンブルで泣いている家族の人も沢山いる。パチンコをはじめギャンブルが下火になったら幸せに思う人もたくさんいる。ギャンブル依存症は絶対に治らないなら、熱が冷めるように持っていくしかない。大賛成だ。
私の近所のパチンコ店も潰れていた
私の近所にはパチンコ店が4店舗あったが、一昨年に1店舗潰れてしまった。
4店舗の中で一番小さくレトロな感じの古いパチンコ店だった。今そこにはドラッグストアが入っている。
他の2店舗も危ない状況だ。特に4円パチンコ、20円スロットの客付きが悪い。
この前立ち寄ったら1階のフロアには18人しか客がいなかった。あまりにも少なくて数えて見たくなったのだ。パチンコ台は100台くらいはあっただろう。
2階は1円パチンコのフロアだったが3分の1は埋まっていた。このくらいの客入りでもまだ営業出来ているのに驚いてしまう。
残りの1店舗は客付きは良い。店内に入るととても良い匂いがした。タバコ臭くなく一体どういう仕組になっているのだろう。
パチンコ店というのは、客が少ないと入りづらいものだ。逆に人が多いと「出る店かも」と考えてしまう。一度客が減った店にお客を戻すのは難しい。
大手チェーン店は生き残り、中小は潰れていく
さて、来年どうなるのか楽しみでもある。個人的な意見としてはパチンコ業界はなくなってほしい。
今の5分の1くらいに店舗数が減って、ゲームセンター化すればよいと考える。
そして老人向けの娯楽施設として機能すれば良い。爆音、ギラギラした光、脳内に直接届く電子音。良い刺激を与えられるのではないか。
換金も廃止して日常品やお菓子やタバコだけで十分だ。だって娯楽なんだから。映画館に1,800円。水族館2,000円。パチンコ店3,000円(景品付き)。これこそ健全な娯楽である。
パチンコ依存の人は刺激を求めている。ゲームセンター化すればもう行くこともない。
行き場所がなくなればギャンブル依存にもなりようがないし、他の何かしらに目を向けるしかない。こんなに身近に依存するような店がある事自体おかしいのに気づいてほしい。
実際にパチンコ業界が無くなった場合は、50万人の職が失われると言われる。いや、もっとかもしれない。
経営陣はもう長い間十分に甘い汁を吸いつくした。従業員については何もパチンコ業界だけが仕事場ではない。メーカーも含め大変だと言われるパチンコ業界で働いてきたのであれば、就職口は必ずあるはずだ。
来年にならないとどうなるかわからない。このまま遊技人口が減り続ければ中小零細のパチンコ店は潰れていくだろう。だがそれは今も同じこと。逆に「人、物、金、情報の共有化」ができる大手チェーン店は増えるかもしれない。
来年以降オリンピックまでが楽しみだ。