闇金(ヤミ金)利用についての実態調査というのが、日本貸金業協会にて行われました。
以下のような内容で集計しています。
- 闇金の存在をしっているか
- 闇金の利用を考えたことがあるか
- 闇金との接触があったか
- 闇金の利用経験
- 闇金の利用理由
- 闇金を知るきっかけ
闇金実態調査
1.闇金融(ヤミ金融)の認知
現在お金を消費者金融等から借りている人に対して、闇金(ヤミ金)の存在を知っているかどうかを調査した結果です。
割合は「良く知っている(10.6%)」、「ある程度は知っている(39.2%)」を合わせて49.8%となっています。
闇金融(ヤミ金融)の認知
2.闇金融(ヤミ金融)の利用を考えたことがあるかどうか
現在お金を消費者金融等から借りている人に対して、闇金融(ヤミ金融)の利用を考えたことがあるかどうかについて調査した結果です。
「考えたことがある」が10.6%、「考えたことがあに」が89.5%となっています。
約1割が闇金に実際に借りようとしていたことになります。
闇金融(ヤミ金融)の利用を考えたことがあるかどうか"
3.闇金融(ヤミ金融)への接触の有無
現在お金を消費者金融等から借りている人に対して、実際に闇金融(ヤミ金融)との接触があったかどうかの有無を調査した結果です。
「接触したことがある」が9.6%、「接触したことがない」が90.5%となっており、ほぼ(2)と同じ割合になっています。
考えたことがある人のほとんどがヤミ金と実際に接触したのかもしれません。
闇金融(ヤミ金融)への接触の有無
4.闇金融(ヤミ金融)の利用経験の有無
現在お金を消費者金融等から借りている人に対して、実際に闇金融(ヤミ金融)での利用経験の有無です。
「利用したことがある(現在残高あり)」が1.4%」、「利用したことがある(現在残高なし)」が3.7%」となっており、これらを合わせると5.1%となっています。「利用したことがない」が94.9%となっています。
ヤミ金融の利用経験を借入経験者(貸金業者以外からの借入も含む)全体で見ると、昨年度の調査(*4)では、借入経験者(貸金業者以外からの借入も含む3,177 名)のうち、ヤミ金融を利用したことがあると回答した割合は3.3%(104 名)となっており、今回の調査では、借入経験者(貸金業者以外からの借入も含む15,813 名)のうち、ヤミ金融を利用したことがあると回答した割合は、3.8%(604 名)となっています。
闇金融(ヤミ金融)の利用経験の有無
5.闇金融(ヤミ金融)の利用理由
闇金融(ヤミ金融)を利用した理由については、「緊急にお金が必要になったから」が46.3%と最も高く、次いで「正規の貸金業者(消費者金融など)がどこも貸付を行ってくれなかったから」が38.8%となっています。
ヤミ金融とわからずに借りた人も26.9%もいます。
闇金融(ヤミ金融)の利用理由
6.闇金融(ヤミ金融)を知るきっかけとなった認知媒体
一番多いのが「友人・知人の紹介(26.9%)」、「インターネット広告(17.9%)」となっています。
闇金融(ヤミ金融)を知るきっかけとなった認知媒体