貸金業界のこと

消費者金融業の利息形態

2014年11月29日

今の金貸業界は、ピラミッド形態になっていると言えるでしょう。

家を建てる、車を買う、自宅のリフォーム、子供の教育資金等、お金が必要なケースは人生の中で多々あるかと思います。

特に高額なもの程、一括で支払うのは難しい。そのような場合に利用するのが、ローンです。

マイホームローン、マイカーローン、教育ローン、リフォームローン、フリーローン、事業資金ローンなど、様々なローンの種類が存在しています。

たとえお金がなくても、高額な商品程、長期、低金利でお金を貸してくれます。
もちろん高額な商品程、審査が厳しい傾向ではありますが。

 

貸金業界はピラミッド型である

その頂点に立っているのが、銀行系です。

銀行系

みずほ銀行や三菱東京UFJ銀行など、主に高額商品を扱っています。

たとえば某銀行ではマイホームの場合は3%~4%、マイカーローンでは3%、教育ローンで4%、リフォームローン3%、フリーローンで6%~となっています。金利が低く、貸し出し金額が大きいのが特徴です。融資を受ける側にも、 安定した収入はもちろんのこと、担保が必要であったり、保証人が必要な場合もあります。

クレジットカード系

クレジットカード系は、気軽なショッピング向けのカードです。
ほとんどの場合は一括で支払う人が多く、その場合は手数料無料の場合がほとんどです。
分割払いでショッピングを行うと、金利手数料がかかります。
楽天カードの分割の場合、3回払では12.25%。36回払いでは15%に設定されています。支払い回数が増えれば増えるほど、支払い金利が高くなります。

楽天カードの場合、キャッシングの場合は一律18%です。
他のクレジットカード系も同じような利息になります。

今はどのカード会社もリボルビング払い(リボ払い)の設定がありまし、リボ払いを進めてきます。
リボ払いの方が、長期的に利益が得られるからです。

リボ払い ( リボルビング払い ) 計算 → 知らないと損します。を参考にしてください
。月々の返済が一律に低く抑えられますが、その分長期に返済する必要があるため、実質負担は大幅に増えることになります。

消費者金融系

特徴としては、キャッシングが主であるということです。
金利は会社によって、そして貸出金額によって異なり、およそ5%~20%となります。
消費者金融系どうし、個人信用情報機関(データ提供会社)を通じて情報を共有しています。大概まともな消費者金融会社であれば、加入しているはずです。

借り手がどれくらい他から借りているのか、また過去の返済履歴がどうなのか、金融事故等はなかったのか等を知ることができます。金融事故(延滞等)がなくても、借り入れ合計金額がその人の属性(職業、収入など)より高ければ貸出ししない場合もあります。

しかし、銀行やクレジットカード会社に比べれば、審査は厳しくないといえるでしょう。 今では収入のない学生や、主婦でも借りることができます。

家や車など、高額なローンを組む場合は、銀行系のローンが必須です。
服などのショッピングでは、クレジットカード会社の一括払い~回数払い。
少額のキャッシング等では、消費者金融系と住み分けされています。

 

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