利息の計算方法はどのようにやるのでしょうか。
利息の仕組みさえわかれば理解するのは早いかと思います。
簡単にわかる利息計算
■年利18%でA社から10万円借りました。さて、1ヶ月の利息はいくらになるでしょうか?
まず、年利18%というのはどういう意味なのかを考えます。
その名の通り、1年間で18%の利息がかかるという意味です。
18%というのは単純に10万円×18%ということです。
10万円の18%になると、単純に1万8千円になります。
10万円を1年間借りると、10万+1万8千円=11万8千円の返却が必要となります。
では1ヶ月(30日)だけ借りた場合の利息はいくらになるでしょう。
1年では1万8千円。では、30日ではいくらになるのか。
【計算式】
10万円 × 0.18 ÷ 365 × 30 = 1,479円
10万円・・・・借りたお金
0.18 ・・・・・年利18%
365 ・・・・・ 365日(1年)で割ることで、1日あたりの利息
30 ・・・・・返済するまでの日にちをかければ、利息がでます。(この場合30日として)
という計算になります。
上記では、10万円借りた場合、30日で1479円の利息を払う必要があります。
元金の10万円と利息分の1479円で、10万1479円となります。
では、月1万円を10回に分けて返済した場合と、20回に分けて返済した場合はいくらになるのでしょうか?
上記のようになります。(こういうのはエクセルで作成すれば簡単にできます。)
この場合、毎月元本が1万円づつ減っていくため、それに応じて利息も減っていきます。
最初の利息の支払いは大きくなりますが、元金が徐々に減ってくるため、その分、月の返済額が減っていきます。
返済回数が長くなればなるだけ元金の減りが遅くなるので、その分利息を取られてしまうわけです。
なので、返済できるのであれば、なるべく月々の返済額を高くし、短い期間で払うようにすれば、それだけ利息を払わずにすみます。
ただし、払えなくなってしまったら、もともこうもないので、十分払えるかどうか検討してからにしましょう。もちろん、お金に余裕があれば、繰上げ返済したほうが得ですね。