闇金からお金を借りて返せない場合はどうなるのでしょうか?
昔から言われているものとすれば、
- 自宅に連絡する
- 職場に連絡する
- 家に押しかける
- 親や兄弟などの親類のところに押しかける
- 宅配ピザなどを頼み嫌がらせをする
このような内容ではないでしょうか。
実はこの方法は今も現実に行われています。
取り立ての基本は電話
基本は電話です。
一日に何度も何度も本人へ連絡します。
そこで返す気があれば、「着信履歴があれば」連絡があるはずです。
しかし、何度本人へ連絡しても繋がらない場合はどうするのでしょうか。
その場合は、職場や家族、親類、親戚等の身内に連絡します。
一番効果があるのが、身内への連絡です。
自分の責任で他人に迷惑をかけるのが一番辛いからです。
闇金業者はそこを突いてきます。職場への連絡も効果的です。
身内や職場に連絡があったことがわかると、本人は慌てて連絡をよこします。
お金を返す人間か、返さない人間かはここで判断します。
連絡をよこした場合は、返す気があると判断するのです。
しかし、しかし何度本人へ連絡しても折り返しの連絡がないようなら、借りバク(バッくれること)とみなします。
電話での督促で解決しない場合、闇金業者はどうするのでしょうか?
自宅まで押しかけるのでしょうか?
闇金業者は家まで押しかけるのか
金額にもよりますが、わざわざ自宅まで押しかけることはありません。
闇金が貸すお金はほとんどが小額です。
闇金に手を出す人間に、そう簡単に大金は貸せないからです。
わずか数万円のために、自宅までいくことはありません。
さらに何度もお金を借りて利息をきちんと返している場合、元金以上に返済しているような人に対しては寛大なようです。
しかし、家が近かったり、金額が大きかったり、闇金業者を怒らせるようなことがあれば徹底的に追い込みます。
取り立ての際にお金がない場合は、長期の仕事を紹介します。工事現場の作業員等の仕事を無理やりさせて返済させます。女性は風俗を紹介します。
そういう仕事を紹介する業者もあり、そこに借用証を売る場合もあります。
あまり目立つような取り立てをすると警察に相談される危険があるため、そこは気をつけて取り立てを行います。警察に相談されると手も足もでなくなるためです。
捕まったら刑務所行きですから、そこまでリスクが伴う取り立ては行えません。
では、どれ位まで取り立てを行うのでしょうか。
闇金の取り立て期間
答えは約1ヶ月です。
これ以上は時間の無駄になるため行いません。焦げリストに入ります。
もちろん、まったく連絡が取れなくなってからの期間です。
たとえ本人と連絡がとれたとしても、まともな仕事なんてしてないでしょう。
お金も払えないはずです。毎日連絡するだけでも闇金業者としては大変な労力です。
優良顧客から高額な利息を吸い続け、不良顧客はすぐに切り捨てる。
これが闇金業者の本音です。